【大学カレー】アデレード大学 2006 1/29
オーストラリアのS.A.州に位置する
日本からの交通手段を聞かないでほしい
…めんどくさい
成田空港からカンタス航空に乗ってきなさい
以上
さて…
センター街のトラムから徒歩10分
大学には周りに柵がなく誰でも入れる
大学には様々な人種がいて、街にも溢れるほどいる
で、初めは日本人の留学生でも探して食堂が何処に有るか聞こうと思った
そういえば留学生といえば
何処の国でも
お金が無い家庭の子供は大学に行くのは難しい
オーストラリアでは
そんな子供に国がお金を貸して、大学に行けるようにする
大学を卒業してからお金を少しづつ返信する制度があるのだけど
問題がありまして…
ある程度の収入が無い人は国に返済をしなくても良いらしく
多くのオーストラリア人が国から借りたお金を返さなくてよい収入を、
そのボーダーラインの収入を狙って稼ぐ人も多く、お金が国に返って来ないそうだ
あんまり国民の学生から金が戻ってこないので、
一括で払うと年間の授業料が25%割り引きになる制度も出来たが
それでも、まぁ返ってこないので
結果、何処からお金を得るかというと…
留学生に負担が来る
だいたいの話だと
国の生徒は2500A$
留学生は3500A$
と費用に差が出るらしい
だから留学生は基本的に金持ちしか来ないらしい
で、アデレードには周りのアジアンな方は金持ちそうなが多いです
オーストラリアでいい車に乗っているのはアジア人が多いらしい
ちなみに公立高校は年間200A$(17000円)で安い
まぁ、ホームスティで聞いた情報を忘れない内に打ち込んでおく
兎に角
結局、日本人留学生は見つからなかったので
というかアジア系人種は見分けがつかない
話しかけても中国人ばかりだったし
中国人は母国語が英語ではないので、日本人が英語を話すみたいな感じで聞き取り易く、
また日本人かと思ってしまう
逆に自分が生徒と思われて道を訊ねられたりもした
アデレード大学だけではなく、サウスオーストラリア大学と
アデレード音楽学校の三つが連なって構成された地図だった
その中に
青い四角にフォークとナイフが書かれている記号を発見
万国共通というのを目の当たりにした瞬間
ここが食堂か…
その校舎に向かう
校舎名「Student In Union」
…なるほど、学生会館か
道案内の看板に
なぜか、フィレンツェまでの距離が矢印に…1万キロ以上先ですよ
まず、生協へ向かう
外国の大学グッズを見たかったのだが、まずは
熊
そうか、ティデーベアーって最近、日本の大学にも出没してたけど
他にグッズを探すと
学校名が彫られたワイン抜きがあった
格好いいな~日本の大学と品物がひと味違う
他に中古のCDや本も売っていた
さて
早速、案内板をを探すと
1F、4F、6Fと4つの食堂があると表示されている
…まぁ、上から行こうか
と思いながら、同時にトイレに行きたくなったので
B1のトイレへ
海外のトイレは…
行った事のある方はご存知かもしれないが
男用は鉄の壁に、引っ掛けるような感じである
それ以上の説明は、一応食品を取り扱ったテキストとしては避けるべきだろうと思い中断する
ただ…
兎に角、食堂へ
6Fはカフェだった
カレーは無かったが
寿司が有った
寿司と言っても「のり巻き」の事で
サンドイッチと寿司がカフェのガラスケースに並んでいる風景は不思議な感じだった
コーヒー、紅茶、ワインは有ったが
緑茶は見当たらず、何が寿司と合うのかは分からない
そして、4Fに降りる
4Fは
BARだった。Uniって大学って意味だよな…
営業は昼2時から夕方6時まで
真っ昼間である
そんな時間から大学で飲むのだろうか?
結構、人がいてそれなりに楽しそうである
文化の違いを思い知った
1F
ここは普通の食堂らしい
MAYOの意味はいまいち分からない
カウンターに行く
「カレーライス有りますか?」
とオバちゃんに聞いてみた
要領を得なかったらしい…
オバちゃんは
ガラス戸の中に無数にある食材の入ったタッパを指さし
その中で選べとジェスチャーした
そのケースの中から
ライスを発見
さらに見た感じカレールーらしいソースを発見
ライスにかけて貰う
「チリソースかける?」
とおばさんに言われて
辛いのならいいやと思い、お願いしますと言うと
白いマヨネーズを上からかけられた
もしかして、MAYOってそういう意味か?
…まあ、いいや
では、食べましょうか
アデレード大学のカレーもどき
ライス+ビーンズ+チリソース
ドクターペッパーは別に購入しました。750ccのボトルで売っていたので、つい
値段
■■■■■
3A$(オーストラリアドル)
換算すると日本円240円です
でも、オーストラリア人の感覚だと 1A$が日本人の100円と同じ感覚らしいです
辛さ
■■■■■
中辛よりも甘口近い
ルー?自体は辛くはない
たた、チリソース分の辛さがある
あと、問題は、この写真からでは分かりにくいが
米が半煮え
シャリシャリする
食堂のオバちゃんが炊き方を間違えたわけではなく
もともと、オーストラリアでは米はそう調理するらしい
英語でCOOL RICEというそうだ
ちなみに日本で普通に食べるのはHOT RICEと言われている
判定…食べれました
食堂を出ると
中庭にテーブルと椅子が並べてあり、天気の良い日など気持ち良く昼食が取れそうである
そんなテーブルに
日本人の女性が二人いた
清楚な感じの三十過ぎの女性と二十前後の眼鏡の女の子、ここの学生だろう
見た目、「スプートニクの恋人」の女性の二人組のような感じだった
声をかけた
「すいません」
日本語で話す
はいと返事がして振り向いた、やはり国籍は同じだ
「食堂はココしか無いですか?」
予想外の質問だったらしく戸惑っていた
後日
早稲田大の学生でアデレード大学に半年留学していた人と知り合い
「あそこの学食は如何ですか?」
と尋ねると
「不味いから、みんな外のレストランに食べに行くよ」
国が違えど
自分の大学の学食が不味いという
考えは変わりません